6茂原市の園芸

茂原市について
茂原市は東京都心からJR特急で60分以内のアクセスで海も山も身近に感じられる、都会と田舎のいいとこどりができる街です。
年平均気温15℃の温暖な気候と肥沃な土壌からなる自然環境を活かして、特にねぎの生産が盛んで特産の「長生ねぎ」を使った「葱ッペ餃子」や「ねぎコロッケ」や「ねぎのスタミナ漬け」などが開発され徐々ではありますが人気商品となっており本納ねぎのPRに一役かってます。
また、農家直営の農産物直売所が賑わっており、地元の方々はもちろん、市外からも多くの人が訪れております。

※ねぎコロッケ
茂原市の園芸について
園芸とは、野菜・花卉(かき)・植木などを植え育てることです。
茂原の園芸を支えているトマト・いちご・ねぎ・葉たばこ・椎茸・バラ・植木などがあり、市内各種園芸農家との交流を深めるとともにお互いに切磋琢磨しあうことにより、市園芸振興及び組織強化を図り品質の高い作物の栽培に尽力されております。
普段皆様が直売所等では見れない、各ほ場の写真などを見てもらうことにより、少しでも園芸に興味を持っていただき、普段とは違う園芸を感じていただければと思います。


各品目の紹介
①種をまく時期 / ②収穫時期 / ③食べごろ / ④苦労
いちご
漢字の由来:「草かんむり」に母と書いて「苺」→一つの株に次々とたくさんの実をつけるところから、どんどん子株を生み出すという意味で「母」の文字を使ったとのこと。
① 種から育てるよりも6月頃に親株から伸びる細いひものような茎(ランナー)の先端から根が発根して新しい株ができる。
② 12月頃から6月頃まで
③ 4月頃
④ 人体に害はないが「うどんこ病」という白いカビの病気が出ると出荷ができない。
地面に近いところに植えてあるいちごの場合、毎日中腰の作業になるので腰痛持ちになりやすい

※ランナー

トマト
① 3月頃
② 6月頃から10月頃まで
③ 夏野菜のイメージがあるが旬は3月頃。量が一番とれるのは5月頃
④ 脇芽の処理。主となる茎を上に伸ばしていくときに茎の脇から出てくる新しい芽(脇芽)が大きくなる前に早く摘み取る。
黄化葉巻病(オウカハマキビョウ)の対策。芽先の葉が黄化して縮れ、株の成長が止まる病気が発生すると作物が絶滅する可能性あり。


※パスタにも合うトマト
葉たばこ
葉たばこは実はナス科!!
① 1月頃
② 6月頃
③ 7月頃葉っぱを乾燥、10月頃収穫
④ 葉が熟す(黄色くなる)タイミングが葉によって異なる為、1枚1枚手作業で毎日確認して、熟した葉から収穫する。
メインの茎になる葉っぱ以外の花や茎はすべて切る(心止め)。


しいたけ
① 木に菌を植える(植菌)2月頃から4月頃
② 10月頃から4月頃まで
③ 4月頃、10月頃
④ 植菌してから原木を1年半横に倒して菌を原木に萬延させるのに時間がかかる。倒した原木を起こす作業などは非常に重労働
直射日光が当たると菌が死んでしまうので、林の中の「木漏れ日程度の光」が難しい。

※白い部分が菌を植えた場所

バラ
① 4月頃に苗木を植える。
② 5月頃から11月頃まで
③ 5月頃に開花するものが一番多い。
④ 花びらの枚数が多いバラ程管理が難しい。
うどんこ病などの病気にかかりやすく、年間40回以上薬剤を散布することもある。


※花切り作業中
植木
① 3月頃に苗木の植え付け。
② 春と秋によく売れる。
③ カマクラヒバをメインで取り扱っており、150cmの大きさが一番売れる。
④ きれいな形にするために、こまめな剪定が重要。

※植木育苗中

※カマクラヒバ
ねぎ
① 春まき3月頃、秋まき10月頃
② 春まき10月頃、秋まき7月頃
③ 11月頃
④ 日当たりの良い場所で良く育ち、生育初期からこまめな除草が必要。
ねぎが曲がると値段が下がる為、強風でねぎが倒れたら、すぐにねぎを起こす必要があり腰痛持ちになりやすい。

※焼いてもおいしいねぎ

※ローマ教皇に茂原のねぎを提供

※園芸に魅了され、就農2年目の家庭菜園 (茂原市)
園芸にご興味を持っていただければ、ぜひ家庭菜園から始めてみてください。

全国に誇る「千葉の園芸」全国順位
-令和元年度統計版-
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